県議会びっくり辞典 2020.7.15 すいごごカフェ 辻こうじさんトーク

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県議会議員は何をする人?

 僕が生まれ育ったのは春日部市の武里団地。子供の頃から地域で見ていたわらじに飛び込んで、バザーや合宿に関わったりしながら大学を8年留年し、26歳で卒業。それから、わら細工の専従として4年間関わった後、板川越谷市長の3期目の選挙で手伝いをした時に、市民ネットワークの人が新しい人を探しているということで自分が出ることに。そして当選し、3期12年越谷市議会議員を務め、昨年県議会議員になった。
 埼玉県議会は各市町村ごとに選挙区を作って選んでいる。埼玉県議会議員は全員で93人いて、越谷市からは4人選ばれている。そもそも県議会議員は何をする人かというと、住民の要望を聞いたり調べたりして県政に反映させることが仕事。議員は議会の中で知事や部長に質問することができるし、条例として提案することもできる。県庁への要望活動のサポートや、知事が作った予算をチェック(監視)するのも議会と議員の仕事。そして、議決をすること。知事がどんなに「これをやる」と言っても、議員が議決しないと何もできない。最後に、県政について関心を持ってもらえるように広報したり喚起する。そして、自分の議員の活動を報告する。これらをまとめると、県議会議員とは県民と県政の橋渡し役。

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県議会のビックリ

ただ、県議会ではちょっとおかしいなと思うことがいっぱいある。以下↓
●県議会議員は93人いるが、国会と同じで自民党が多い。50人が自民党なので、自民党がこれをやろうと言ったら通ってしまう。各市町村ごとに選挙区を作っていて、県内には52の選挙区があるが、この中の22の選挙区では無投票。定数を立候補者が上まらずに無投票で選挙が終わるため、自動的に県会議員に選ばれる人が出てくる。27地区の1人区があるが、1位の人しか選ばれないことで、どうしても自民党の人が勝ち上がってくるのは問題。 
 私は定数4人のところを7人が立候補して激選だった。自民党や公明党など、大きなところと戦って、60票差の僅差で当選した。一方で、そうやって当選しても1議席。
●6月議会では初めて一般質問をした。市議会議員は年4回質問出来るんだけど、県議会では任期中4年間で2、3回しか質問できない。先日、そのうちの1回が回ってきた時、先生のセレモニーはどうされますかと聞かれた。他の先生方は、通常質問が終わった後は1時間休憩を取り、観光バスをチャーターして傍聴に来てくれた地元の支援者達のために記念撮影をしたりして、晴れ舞台みたいな1つの講演会行事になっている。
●一般質問では、なぜか知事答弁に対して重ねての再質問をやらないっていうのが県議会の暗黙のルール。市議会ではそんなことはなくて、時間制限の中であれば何回でも質問できた。その中で答弁を引き出すのが議員の腕の見せ所だったのだが。
●会議に1日出ると、給料とは別に日当が出る。市議会レベルでは廃止されているし、交通費をはるかに上回る。さらに、会議がない日も県庁に行けばお金が出る。

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議員や議会の質は住民の合わせ鏡

 コロナになってから政治家に対する風当たりが特に強くなった。国会議員はダメだなと思うし、自分も期待に応えられているかは自信がないけど、議員は住民が選んでいるわけなので、議員を叩くというのは自分たちが選ぶ目がないと言っているのと同じ。国民や県民のレベルを上げていくことから始めないと、議員の質は絶対に良くならない。県は問題が見えにくいと思うけど、ぜひ政治に関心を持っていただければ。

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