自然栽培農家 土と空気で育てた野菜をからだへおくる 2019.12.25 すいごごカフェ ゲスト 松島さんのトークから

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12月25日(水)すいごごカフェ・ゲスト:松島篤志さん(自然栽培農家)

自然栽培と体の話

プロフィール:
 群馬県桐生市出身。大学は横浜。卒業後は、建築の設計を約20年。超高層ビルも手掛けた。そんな世界にいたが、勉強してゆく中で、しだいに健康オタクになっていった。そして、食の大切さを痛感したことから、農家に行き着いた。農業を始めて、3年たった。はじめ吉川の農家で修業し、独立して2年たつ。
せんげん台の就労移行支援「世一緒」では、松島さんの野菜を、店頭や葛西用水ウッドデッキで販売している。
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自然栽培とは:
 農薬を使わず、除草剤を使わず、肥料も使わず、地の力と野菜の力だけで栽培する。おいしいピュアな野菜ができる。収穫量は少なく、成長もゆっくり。人参など大きくならないが、味は濃い。

 有機栽培の場合、有機肥料を用いる。JASが認定している農薬を使うこともあり、無農薬とは言いきれない。

 いっぽう、一般の栽培法は「慣行栽培」と呼ばれ、化学肥料、農薬、除草剤を使って、作物を化学的に作っているといえる。土壌のことを気にしないでも野菜ができる。しかし、味は化学的で苦味がある。
これに比べて、有機栽培の野菜は、甘みが強く、くせが強い。さらに、自然栽培の野菜は、ピュアで、甘みは少ないが、香りがいいなどの特徴がある。
 
自然栽培の野菜は、抗酸化力が高いといわれる。ただ、オクラの成分分析をしたところ、抗酸化力はそう高くなかった。環境によりばらつきがあるようだ。また、硝酸イオンが少ない。硝酸イオンは作物を育てる上では大事だが、体内で発がん性物質等を作るといわれる。また、自然栽培の野菜は腐りが遅い。
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 収量が少なくとも体にいいものをと願って、自然栽培を行っている。
 自然栽培の先覚者は、「奇跡のリンゴ」で知られる青森県弘前市の木村秋則さん。木村さんの作ったキュウリは腐ることなく,枯れてしぼんでいくという。

健康に暮らす5原則
1. バランスのよい食事(無農薬の野菜中心に)
2. 運動(筋肉をつくる。がん細胞は熱に弱い。血流により細胞活性化)
3. 睡眠(寝ているときにホルモンバランスが整えられる)
4. 笑い(リラックス、免疫力)
5. ストレスへの対処(楽しむ、嫌なことは嫌と)

腸内環境をよくする食事を:
 大腸内にはスプーン1杯に1兆個の微生物がおり、これはほぼ土と同じ。便は水分を除くとほぼ最近で、食べ物の残りは2割弱。腸内にさまざまな細菌を住まわせて、いろいろな種類のものを分解できるようにしておくことが大事。3歳ぐらいまでの間に外でよく遊ぶことで微生物を取り込める。
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私が考えるおいしい野菜の要素:
1. 旬であるもの 2.鮮度 3.栽培方法(こだわり、自然栽培) 4.愛情

自然栽培の具体的方法(自然農法とのちがい):
 自然栽培では、土を耕し、状況に応じて除草もする。害虫の駆除は、木村さんは酢を使っている。自分はネットをかけたり、酢を使ったりしている。作物が健康を崩すと虫が付きやすい。弱いものを間引きし、種採りをしてゆくと、作物が丈夫になる。

 いわゆる三大栄養素については、リン、カリは土にあるものを、窒素は空気からとる。いろんな物を作っていくことによって、土の中にある成分が地表に出てくるイメージ。

 イネ科の植物を作って、それを刈って地上に落とす。その作物の残骸で土をよくしていくというやりかた。最初何百種類の作物をやってみて、その中でどれが育ちやすいか見極めてやってきた。育ちやすい作物からやることがコツかな。
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