共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 埼玉障害者自立生活協会 理事・介助者たちの生

<<   作成日時 : 2017/09/01 19:14   >>

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(一般社団法人)埼玉障害者自立生活協会の定期総会に向けた理事会で朝霞へ。終了後コミセンの喫茶でおしゃべり。T理事はやはり障害者の夫が自分が逝った後も暮らし続けられるようシェアハウスにできるような家を買うか借りるのが、天国に行く前の残された仕事だと言う。というのも夫の母が94才で最近自宅にひきとったのだが、夫も同様に長寿だろうから。夫の母は他県で自立型の有料老人ホームに入っていたのだが、要介護1になって出なければいけなくなり、かといって併設の特養は要介護3以上でなければ入れなくなり、「一生安心」というキャッチフレーズが成り立たなくなったから。夫とその母の後半生の基盤をつくることが最後の仕事と心得ている。

彼女の介助者のAさんは、教員だったが親たちの熱心さに追い込まれこのままではつぶれると悩んで辞め、フリースクールのバイトに応募したら、こんなのもあるよとS理事が関わる活動の場を紹介された。間もなく幼少期を過ごしたドイツにワーキングホリデイで行く予定。ちょうど雑誌の原稿で、ドイツでは施設や病院の職員が入所者を殺す事件が起きているが、日本のように「母よ!殺すな」の話は皆無で理解不能とみなされることにふれたことを話した。津久井やまゆり園事件で日本社会も(施設・病院職員による殺人事件が問題化している)ドイツに近づいたとの見方もあるが。やまゆり園のような入所施設はいまや地域の中に多数設置された通所施設の網の目のセンターとして位置付けられており、その施設体系は子親たちの子を思う熱意に支えられてきたことを考えると、「母よ!殺すな」の状況はさらに深まっていると、Aさんの教員経験と重ねつつ話す。T理事の思いも、社会VS個人という近代西欧的観念からは程遠い。

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「個の自立」幻想では読み解けない状況が深まっていることと、そのからまりをほぐす試行錯誤の試みに出会った午後。せんげん台に帰ると桜が一挙に開花していた。

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