共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS わらじ大バザー終る T  生命つらなる場 

<<   作成日時 : 2010/10/20 07:59   >>

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わらじ大バザー2010が終わった。会発足33年目―十年ひと昔というが、もうその三倍をこえたわけだ。
 発足時の主役を担った青壮年が高齢者となり、あるいは高齢に近づき、他界へ旅立った者、障害の重度化や病気を生きている者なども増えた。
 そして、彼らの子どもたちやその同世代が成人し、結婚して新たな家族をつくったり、別れたり、さまざまな職業に就いたり、時には病気や障害を抱えたり、それぞれの人生を生きている。その中に、会関係やその他の場で、障害児者に仕事として関わっている者もいる。以下、敬称略で。
 
今年のバザーでは、発足時の世代から見たら孫の世代にあたる子どもたちの姿が目立った。
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写真の母・鳴河(旧姓・片山)彩は、物心ついた時には、両親と共に夏合宿やバザーなどの活動に参加していた。

 高校に入ると同時に、橋本画伯の家で毎週金曜夜に開かれる手話会に参加。大学や卒業後は、介助でも活躍。ケアシステムわら細工の事務局も担う。

 いまは川越の農家の若奥さん。ときどき、わらじ界隈に、とうもろこしなどを売りに来たりする。

 なお、画伯とは、聾唖・弱視・車イスの橋本克己。かって、就学免除にされ家の奥の一室で暮らしてきたが、20歳直前にわらじの会と出会い、一転3輪のチェーン式車イスで毎日街に出るようになり、「渋滞の元凶」、「無名の有名人」となり、日々の事件を自ら絵に描いた「克己絵日記」を世に問うたあの人物。

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写真の母・吉田(旧姓・杉山)裕子は、かって1年間ボランティアとして会に派遣されてきた。耳鼻科職員として働くかたわら共に働く店・ぶあくに関わったりしてきた。
 父は、障害者の就労支援を担う。

わらじ大バザー2010には、発足のころから関わっている人びとも、多数参加した。
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かって県東部地区に総合養護学校をつくる会の会長だった白倉保子と娘の清美。
 
 実際に養護学校ができてみたら、就学免除・猶予児だけでなく、地域の友達と一緒に学んでいる子どもたちが、「あなたたちの学校ができたから、そちらへ移りましょう」と強く勧められ、親たちは考え直し、わらじの会発足に合流する。

 「いじめっ子も友達」は白倉の名言だ。

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バザー終了後の搬出作業を終え、くらしセンターべしみの前で一服する臼井宏。発足直後、駅で野沢代表の車イスをかついだのが長い縁のはじまり。

 だが、今年のバザーの準備期間中に、二人が現世に別れを告げた。

 一人は障害を持つ本人。もう一人は親。
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わらじの会のデイケア・パタパタ通所者の斉藤哲夫(写真右)。

 武里団地で一人暮らしの彼は、たまたまタクシー運転手の兄がパタパタから自宅に送り届け、ヘルパーさんの調理した夕食を食べて、ラジオとTVで好きな野球を観戦しながら、逝った。

 発見されたのは、翌日ヘルパーさんが訪問してからだったので、「変死」扱いとなり、長時間にわたって警察が検証をした。

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終わったのは夜も遅くなっていたが、車いす使用者のパタパタ施設長・吉田久美子をみんなで5階の斉藤宅までかつぎあげ、線香をあげて遺族と語り合うひとときがもてた。

 写真は、またかつがれて5階から地上に降りた吉田とその他の面々。バザー本番まで、あと2週間余りの深夜。

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 わらじの会に発足時から参加し、中学卒業後20数年合鴨の工場で働く、口数少ない元気印のなかまのつどいメンバー・山崎浩一(写真).。その父・正一も、バザー週間前に逝った。

 地元農家の出で、武里小学校前で長年「ヘアーサロン・ヤマザキ」を開いてきた。息子と同様、寡黙だが、地域の情報をなんでも承知していて、静かにアドバイスをしてくれたりした。
 
 筆者はここのところ息子には会っても、父にはずっと会っていなかった。最後に会ったのは、精神障害者の授産施設・おおばと生活支援センター・ゆめ色ができる前、建設反対運動をしている人が、正一の生家の近くだったので、ようすを教えてもらいに、理髪店を訪ねたときだった。

 もっともっと、地域の歴史について教えを請いたかった。

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そして、橋本画伯と二人暮らしの母・ミツエは、バザー搬入の16日に入院し、画伯は三度目のサバイバルの日々を迎えた。ほとんど視えなくなっている画伯にとって、瀬戸際状況でのバザーだが…

わらじの会ホームページに当日のスライドショーがあります。こちら→http://warajinokai-33tomoni.web.infoseek.co.jp/

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