入院生活から地域へ 2021.3.24 すいごごカフェ 野島久美子さん(埼玉障害者市民ネットワーク代表)

DSCN8663.JPG

怒られながらも腰を下ろした入院生活

 最近、骨を折って入院した。12月9日にお昼を食べた後、車椅子の位置を変えようとしたときに滑って落ちて、それで折れちゃった。すぐ手術になったけど、麻酔が切れたら本当に痛くて病院中騒いで、看護師さんにそのたびに「あなたの声が響くのよ」って怒られた。自分の誕生日(1月)には帰りたかったんだけど無理だったので、もうこうなったら腰を下ろして、看護師さんとかいろんな人に話をしようと思って世間話とかしたんだけどね。

 病院生活は楽しい面もあったけど、嫌な面もあった。病院のご飯って夕飯が早くて、18時から次の日の8時まで食べられない。その間お腹がぐうぐう鳴ってた。夜は9時に消灯で朝は6時に起床なんだけど、その間1回目が覚めちゃうと寝らんなくって。その間は日記を書いたりしていたんだけど、病院って本当に暇だなあと思った。だけど、大坂さんが毎日毎日ガラス越しから来てくれて、誕生日もガラス越しに「おめでとう」って書いた紙でみんなが祝福してくれて、その時はわらじの会っていいなあって、みんなっていいなって思った。

DSCN8648.JPG

病院よりさらに大変なのは「地域」

 退院は1月28日。嬉しかったんだけど、いろんなことをやらなきゃいけなくて、だんだん不安になってきて。本当に地域って病院よりか大変だなって。介護者も見つけなきゃいけないし。前はお風呂とセットでお泊まりの介助者を入れてたんだけど、自分ちでお風呂に入れなくなっちゃったので、今はもんてんのお風呂を週3回借りてリフトで入っている。介助者も1人じゃなくて2人。今お風呂とかトイレとかベッドに上がるのも2人でやってもらってるけど、なかなか2人の介助者を見つけるのは大変。だから今疲れたなって感じもする。入院したせいか身体が言うことをなかなかきかなくて、自分の体をかばうようになったり、トイレの心配とかそんなことばっかり考えたり。もうちょっと活動が広がるといいんだけど…それが寂しいなと思う。こんなはずじゃなかったのにな。

DSCN8651.JPG


質疑応答

自分の介助者は自分で集める

山下:野島さんのところに入っている人はどんなふうに組み合わせてる?こういう人はここにとか。
野島:火曜、日曜以外は朝8時くらいから2時間は社会福祉協議会に頼んでて、おむつ交換とか洗濯、掃除、夕飯のおかずを作ってもらったり。退院してからは、ベッドから車椅子への移乗も、泊まりの学生さんと一緒にやってもらったり。
 先月は2人ずつ介助者が必要だったから介護料がパンクした。だから学生が2人で泊りに入った時は、1人は8時になったら帰ってもらおうかなと。学生さんがいなくなると大変。今一番大変。今まではお風呂と泊まりがセットだったからまだ楽だったんだけど、今お風呂が別で時間帯が夕方4時だからなかなかつかまらなくて。
高瀬:学生さんなどのヘルパーさんはどういうふうに募集している?個人的に募集してるのか、制度を使ってるのか。
野島:わら細工で重度訪問介護と、移動の介助と、生活保護の他人介護加算、あと全身性。それが制度。募集は、自分でビラを作って、大学や駅前や家の近所でビラをまいたり、お店に貼ったりしている。今コロナだからそんなにできないんだけど、オンラインを使って人を集めたりしている。

DSCN8653.JPG

"入院生活から地域へ 2021.3.24 すいごごカフェ 野島久美子さん(埼玉障害者市民ネットワーク代表)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント