介護者サロン、仕事おこし懇談会から 共生・共働への踏み跡を探る -12月2日 大家けい子さん すいごごカフェ「介護者サロンを続けて」より

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仕事おこし懇談会 in こしがや の縁
大家けい子さんは、第三水曜日の12:00ごろから世一緒で開かれるLunch Café どっこいしょと称する300円で、キッチンとまとのカレー(コーヒー付)を食べながら交流する場のボランティアスタッフとして毎月来ていただいている。「どっこいしょ」は、協同労働を考えるゆるやかなつながりとしての「仕事おこし懇談会in こしがや」の事業として位置付けたのだが、現状は第3週のすいごごカフェの前のランチタイムという以上ではない。この日の大家さんの話を聞きながら、せっかくのLunch Café どっこいしょを、あらためて活かす方向を探らねばという思いが湧いてきた。
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二度目のすいごご 多次元の足場に立つ
 ところで、大家さんは、2017年6月7日にもこのすいごごカフェで「ケアをケアするとは」と題して、介護者サロンについて話しており、その記録がこのfecebookに残っている。比べてみると、今回の語りは介護者サロンの内からだけでなく、その外側から、そしていったん介護者サロンを貫いて外側に出て周回してそこに戻ってくるような楕円軌道からの発信になっていると感じる。言葉そのものは相変わらず控えめだが、その視点は縦横無尽の様相を帯びつつある。
 この3年半ほどの間の大家さんの状況として、ひとつは2017年に介護職員初任者研修を受け、その後1年間地域のグループホームで週一回3時間働き、現場を実感した。また、その少し前から市の介護保険事業運営協議会の公募委員になり、現在3期目に入っている。これらに加え、このすいごごカフェで障害者やその関係者の暮らしや仕事の語りを聞く機会が月一回ある。多次元の足場に立ったことによって、わかったこと、わからないことがいっぱい増えた。
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日吉さんと語り合う障害者の65歳問題
 語りながら、大家さんは参加者の体験を聴いて行く。日吉さんには65歳を超えたが障害福祉サービスから介護保険への移行を拒否している状況を聞く。そして、他の障害者からもそうした話を聞いたが、介護保険事業運営協議会ではそういう話が出て来ないから、全然流れが見えないのが大きな課題だと語る。
 介護保険で「共生社会」という項目を入れたが、高齢者は高齢者で生きて行ってねというのをすごく感じるようになったともいう。この話に参加者の樋上さんがからんで、介助者と一緒に旅する時若いパートナーはなかなか話が合わないので、老々介護でなおかつその人をサポートする若い人がいるというのが今後必要になってくると痛感していると語る。
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西陰さんと語り合う共生の風景
 やはり参加者の西陰博子さんは、先頃お連れ合いの勲さんを自宅で看取った経験を語る。自宅に帰ってきて孫たちにピースサインをして喜んでいたが、その暮らしを支えるために行っていたショートステイではどんな思いをしていたんだろうと博子さん。大家さんの働いたグループホームでは職員も少ないから、ロビーにみんなを連れて来てずっと座りっぱなしにせざるをえず、何かをやりたいということもなくなっていったと語る。
 西陰さん宅では、勲さんが子ども会や少年野球を育てたつきあいもあり、勲さんが退院して自宅に戻った後、博子さんが近所の人にお茶のみに来てもらい、博子さんも勲さんもずいぶん精神的に楽になったという。福祉関係者もそのお茶のみの輪の中にいて、サービス利用に際しても率直な意見交換ができたという。大家さんは、「グループを作るチームみたいなのができてる感じなんですね。それは西陰さんの人徳かな。」と言う。
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