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zoom RSS 支援に限定せず地域の居場所に 越ヶ谷こどもかふぇ食堂ぽらむの家

<<   作成日時 : 2018/10/20 18:51   >>

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 10月10日のすいごごカフェ、「空き家が子ども食堂」というテーマで、越ヶ谷こどもカフェ食堂ぽらむの家から、山田裕子さん、青山享美さん、田島明子さんが世一緒に見えて話をしてくれました。
 お三方の話をまとめて報告します。


 越谷市民ネットワーク・山田裕子さん
:最初は「喰蔵」を定休日に借りて、月一回やっていたが、多い時は100人くらい来てしまう。手づくりのご飯でわいわいやりながら情報交換したいという親が多いと感じた。そのうち、食堂以外にも使える拠点がほしいと思うようになり、越谷空き家バンクから「夢空間」が空いていると聞き、見に行ったら雰囲気もよかった。1棟丸ごとでは家賃もかかるので、バンクで空き家活用のワークショップを4回くらい開いてもらった。最初から使いたいと言っていたのは私たちだが、そのうちに1階を今使っているコトリエの矢生さんと2階の自動運転装置の企業が一緒に借りることになり、今年の4月から始まった。

 床も踏み抜けるくらいボロボロだったが、おばあちゃんの家のように雰囲気もよく、自分が住んでもいいなと思った。みんなで改装作業をした。ゴミの量がすごくて大変だった。家財道具を置いたまま空き家になっていた。高齢の大家さんなので、代わりに処分すると引き受けた。たたみも張り替えた。床が抜けていたところは、大工さんに頼んで中庭にした。子どもたちがご飯を食べた後遊べる場になった。
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 現在週1回子ども食堂を開いている。台所はほとんどそのまま使っている。食器も元々あった物を洗って使ている。午後2時から8時開けている。ご飯は5時から7時。食べた後、宿題をやったり、手品師の人がイベントをしに来てくれたりすることもある。平均30人くらいの親子連れが来ている。食材はほとんど寄付で賄っている。ご飯を食べた後の食器洗いを子どもたちが手伝ったりしている。今夏はお泊り会をやった。奥では大人たちが酒を飲み、手前では5歳から中学生くらいまでの子どもたちが寝ている。風呂も100円で入れるようにしてある。お風呂と歯磨きをして、あとは寝るだけにして、家に帰る子もいる。
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 時々、どこから来たかわからないおじさんが庭にいて、勝手に家庭菜園を作ってくれたりする。実は大工さんの知り合いだが、誰も面識がなかった。週一回子ども食堂をやって、子供だけでも乳幼児から中高生までいろんな子どもが来て、世一緒のくろちゃんはじめいろんな大人も来る。いわゆる子ども食堂はお母さんたちがスタッフという所が一般的だが、ぽらむは男性率が高い。ママ、パパ、おじいちちゃんも来る。子どもと母親が一対一になると子供にやさしくできないけど、他の人と一緒なら余裕ができたりする。

 私自身は世一緒の雰囲気に憧れている。いろんな人がいて風通しがよく、誰でも好きな時に来て、出て行ける。今日は世一緒でぽらむの家の話が出来てよかった。
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代表・青山享美さん
:最初ママ友に子ども食堂やりたいんだと話した。あるママ友が行きつけの居酒屋「喰蔵」でマスターに話したら、じゃここでやればということになった。食材はこちらが準備するが、調理はプロのマスター。100人以上が毎月来ていたので、ピークになるとすごい行列で、外に並んでしまう。予約制、時間制でやったが、何人来るかわからずジレンマが続いた。限界が来て、いったんその場でやるのはなしにした。日程が決まっていず、Lineでやっていたが、今度は自治会館を使ってやった。

 今は居場所が出来たことで、いっさい連絡はせずにやっている。それでも30人くらいは来る。できれば、いつでも子どもが来ていい場所にしたいが、人が足りてない。1時間だけでも来てくれる人を増やしたい。
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 ぽらむというのは、私が在日韓国人なので、韓国語で「やりがい」といった意味。先日学校に行きたくない子がいて、ぽらむに誘われたら、学校に行ってその帰りに夕食に来てくれた。

 TVで子ども食堂がPRされていて、「貧困」とか「ひとり親」のイメージが普及しているので、友達を誘うと「うちはそういう家じゃないから」と断られてしまう事態も起こっている。もう少し誰でも来ていい場所にするにはどうしたらいいか、何かいい知恵があれば知りたい。
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 世一緒のくろちゃんは子どもたちの人気者。黒ちゃんが発言すると、子どもたちが「くろちゃん、それちがうよ」なんて言ったりする。

 ベンツに乗ってきた人を他の子ども食堂で断ったという話を聞いて、違和感をもった。貧困家庭や孤食の子だけが対象になっているからだが、私は地域の居場所にしたい。ベンツに乗った人もご主人といさかいがあってきたかもしれない。
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調理チーフ・田島明子さん:料理は好きなので楽しくやっている。ただ、先ごろは食材がナスしかないという時があり、メニューに悩んだりしたことはある。ぽらむの家が月曜日というのは、仕事をみんな持っているので、週1回やりたいといった時、私は月・木が休みだから月曜なら動けるよということで月曜になった。月曜なら私は安定して1日いられるから。

 せめて週一回でも、お母さんたちが食事を作らないで、子供と一緒にここに来るのは大事。私たちはどんな人でも来てほしい。子ども食堂自体は大人300円で、子供100円にしている。子ども食堂はいろんな人の関わりに支えられている。物置の屋根が飛んだ時も、保育士さん二人で直してくれたりした。

 くろちゃんも含めて、いろんな世代の出入りがあることが大事。子どもも自分の親から言われると反発するが、他から言われれば受け容れられたりする。親は子どもをほめるのはハードルがあるが、他の人はちがう。
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 ありあわせの食材を使ってどう料理するかということも楽しくてやっているので、苦ではない。何が来ても楽しんじゃおうという気でやっている。辛いことすら楽しんだらいいことあると思う。自分が笑顔になると空いても笑顔になって、それを見た自分が元気になる。PTAの役員でも、どうせやるんだったら、楽しんじゃえばいい。嫌な方向じゃなくて、思い切ってやった方がいいと思う。

 ぽらむにはいろんな人が来て、いろんなことをやってくれる。ギターを持ったおじいちゃんがとつぜん来て、「宇宙とは」と語り始めた時には、大人たちは聴こうとしないが、子どもたちは真剣に聴いてくれたりする。

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