「介活」! 障害のある人との出会い・介護を含む友達づくりの場

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それぞれに思いを込めてポーズ

「うんとこしょ―共に活きる街の介護人養成講座」キックオフイベント。生活クラブ生協越谷生活館に集まって3班に分かれ、東越谷第2公園まで歩いてお花見。さまざまな障害があるとされる人たちとその支援に関わる人たち、そして障害ってなんだろうと素朴に迷う人たち、たぶんこうだと思うよという人たち、ごちゃごちゃに歩く。ふだんならすぐのところが、心配や不安をまじえた小さな旅となる。

                     生活クラブ生協越谷生活館前に集合
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                越谷生活館。これから1年、ここを拠点に「うんとこしょ」をやるよ。
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 公園の桜は3分咲き。ご近所のグループも花見。「うんとこしょ」に集まったのは50人。車いすで動く人、視えない人、手話で話す人、フラッシュバックで叫び続ける人、集団から離れTVの主役になりきっている人なども混じっている。

                 ケアシステムわら細工事務局長・門間さんの開会宣言。
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 桜の名所ではないが、ご近所の高齢者や家族連れが花見の宴。そこで自己紹介代わりのレクや南京玉すだれ、玉入れなどをみんなでやる。やるといっても、その趣旨が伝えあえているか、どうしたら伝わるか、疑問と緊張がないまぜになりながら進められる。即席で手話を習ったりもする。そうこうやっているうち、今朝イベントを知り、息子に無理を言って連れて来てもらった視覚障害の母が、オカリナを吹く。みんなが歌を歌い、5曲吹くことになる。南京玉すだれ、糸が切れたかからまり、かけ声がリフレインする。挽回しようと焦る演者の振る舞いのほうが、そつなく演じられた場合より、人間の存在を刻む。

                にじさんぽの不破さんによるレクでごちゃごちゃと出会う。
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 私自身はもう40年、さまざまな障害者の生き死にのそばにいて、今日も息子の妄想が収まったが父親に過去の出来事を次々話すようになり悩んでいるとか、グループホームで問題が起ったとかつぎつぎ携帯に入ってきた。でも、いまほんとうに問われていることは、今日のようなリアルで人と人が渡り合う体験。

     ユニ―クな玉入れが終わり、3班が優勝した。ワーカーズコレクティブたのしい輪の荒井さんが発表。
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視覚障害者の村山さんによるオカリナ演奏にみんなが歌う。村山さんは今朝息子さんが参加すると聞き、自分も連れて行ってくれと頼んで参加した。その時、オカリナのことは頭になかったのか、あったのか。曲はポピュラーだが、こころはインプロビヴィゼーション。
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「さては南京玉すだれ」 途中で糸が切れる。「さて、さて、さてさてさてさて」 切れることをおそれて囲い込まれてゆく現在。切れること、切れてもまたやることこそ、地域を編む作法。
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21世紀に入り介護保険や障害福祉サービス、さらには発達障害者支援法とか生活困窮者自立支援法など、さまざまな支援制度ができてきたが、支援制度によって人と人が分けられてゆき、ご近所や保育所、学校、職場でせめぎあう体験が奪われていると痛感する。

だからこそ、今日のような仕分けしきれない出会いの場の大切さ。ちなみに、越谷、春日部、草加など、埼玉県のいくつかの自治体では、90年代に全国にあったが21世紀国のヘルパー制度整備に伴って廃止された障害者介護人派遣時事業が維持されている。今日のごちゃごちゃした出会いが、こうした制度を活性化しつつ、共に暮らし、共に働く地域の創出につながるよう、さらに連携を重ねよう。

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