共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS いま地域に問われる「仕事」、「働き方」はー即売会での出会いから

<<   作成日時 : 2017/10/01 15:58   >>

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9月30日、Select Fair(生活クラブ×13生産者展示即売会)に出かけた。
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展示即売会の会場前で同時開催された「家族で楽しめる出展ブース」に、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会として、ケアシステムわら細工の協力を得て、車いす体験コーナーを設けたため。
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うんとこしょ―共に活きる介護人養成講座で結ばれた縁から。うんとこしょは、越谷生活館をベースとして行っているが、今日は生活クラブ越谷センターが会場。そして5市一町の各支部や関連団体が出展ブースに参加している。久しぶりの再会も何度かあった。
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 私自身は骨折手術後のリハビリ中のため、腕をあまり使えないので、主に会場探索。展示即売会で財布を購入した後、出展ブースでパン、焼き菓子、コーヒー、豚汁等を食べ歩く。
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うんとこしょでなじみの三郷の内山さんが「師匠の私より上手になっちゃった」と言っていた吉川の人たちの南京玉すだれの技を楽しむ。

 そこへ会場のすぐ近所の中野形染の中野夫人が妹さんと来る。誘われるままに、NPO法人代表理事・山崎さんと二人、工場まで行く。私は四度目くらいだが、山崎さんは初めて。
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 中野形染では、二つの円筒の型の間に布を通し、布の両面に糊を置く、それから藍染をして、裏表が別の柄の浴衣地をつくる籠染めという技法により形染めをしてきた。しかし、大量生産や海外からの輸入により安価な浴衣が市場に増えたことによって受注量が激減し、現在では染めは行われていない。中野形染は国内最後の籠染工場となったと越谷市のHPに書かれている。いわば産業遺産。

写真は、以前訪問した時、2階にある籠染めの機械を見せてもらっているところ。右が中野夫人。左が連れ合い。その時のことを記したブログは以下。
http://yellow-room.at.webry.info/201407/article_1.html

 市HPでは続けて、「そのかつて籠染めで使っていた籠を活用し、日本古来の伝統的な柄と籠つくりの伝統技法を保存することを目的に誕生したのが『籠染灯籠』です。籠染灯籠は、有限会社 中野形染工場とタイアップし、市産業雇用支援センターの創業支援室(二番館)で創業したデザイン会社『HANABUSA DESIGN』がプロデュースしました。伝統工芸に新たな灯(ひ)を灯す籠染灯籠は、2015年7月に、経済産業省プロジェクト『The Wonder500TM』において、日本が世界に誇るべき優れた地方産品に選定されました。」と書いている。私もこの籠染灯篭を購入し、枕元の灯りとして用いているがとても落ち着く。

 とはいえ、中野夫人としては、現状に満足はしていない。籠染めが再開出来なくとも、地域の他の仲間たちとここでささやかな仕事が一緒にできないかという思いが強いようだ。
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 しばらくぶりに中野形染工場に入ると、写真のように籠染灯篭が一面に陳列されteita.

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さらに籠染めの製法や藍の浴衣地を用いたおしゃれなシャツのデザインなどを紹介したパネル展示もされていた。なんでも、市の観光ボランティアさんたちが見学に来るというので、中野夫人が何日もかけて工場内を片付けて、説明コーナーを作ったらしい。そうしたことも無償の奉仕で終わるのでなく、仕事になればいいのだがと。夫人は、小さな形であれ、仕事の場であってこその産業遺産だと言いたいのだろう。

 妹さんのほうは、夫がゼネコンの下請けの下請けの社員として東北大震災の復興工事関連で現地出張し超多忙な労働現場で脳出血、一命はとりとめたが高次脳機能障害が残ったという。労災も認められず、辞めさせられ、それも自己都合にされた。再就職も難しく、障害者手帳を取り、現在就労A型に通所している。こうした過程での企業の対応、役所の縦割り構造に振り回された体験から、社会のありように大きな疑問を抱いたという。障害のある人もない人も、高齢者も若い人も、一緒に働き一緒に暮らすことの大切さを痛感し、中野夫人の思いに共感している。
 
お二人の話は私たち障害者の職場参加をすすめる会のめざすところと重なる部分が少なくない。「すいごごカフェ」に来てもらったり、来年立ち上げようとしている就労移行支援事業で中野形染工場を職場体験の場とし講師として働いてもらったりできたらなど話す。

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