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zoom RSS 「よそ者」が「先住民」になって―場をひらき続ける結の会(八王子)を訪ねて

<<   作成日時 : 2015/11/24 12:10   >>

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11月17日、障害者の職場参加をすすめる会&わらじの会の15人で、共に働く場見学交流ー秋のワンデイツアー。
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 午前の部は、八王子市の結の会を訪問。八王子養護学校の元教員だった脇田さんらが「どの子も地域の学校へ」の延長で「地域で共に暮らし生きてゆける場」を作ろうと1989年に発足。現在は生活介護事業所・らいふ結と共働事業所・サマキを車の両輪として動いている。

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 10:00前に到着した。5年前に訪問した時にはなかった立派な建物が建っており、その前に佐川急便などのトラックが来ていた。
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 これは設立間もない頃からのつきあいである生協のチラシを丁合機でセットしており、それをそのチラシの搬送のためだという。
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 これはサマキの事業で、らいふの人の中からここに出向し働くことでなんとか独立して生活できる賃金を得られることをめざしているらしい。
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 といってもめいめいがその日何をやるかは、朝のミーティングで各々からの希望を尊重しながら決めてゆく。もうミーティングは終り、既に公園清掃やポスティングに出かけている人たちもいるとのこと。
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 前庭では廃油から作った石鹸を切る作業が行われていた。
 
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 奥まった部屋ではパン作りが行われていた。衛生上ガラス戸越しに見る。売物でなく自分たちのために作るとか。他にはジャム作りもしていて、これは午後訪ねたあしたやの店頭で購入した。
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 紙漉きは誰もしていなかったが、楮を使った本格的な和紙。そこに八王子住まい作り市民塾という市民団体から提供された竹の繊維を漉き込む。
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 この和紙を壁紙として売り出したり、時には住宅に壁紙を貼る工事も請け負っている。
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 大きめの和紙にめいめいが描いたカラフルな絵がたくさん重ねられていた。
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 原画展をあちこちで開いたり、カレンダーにしたりしている。
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 御多分に漏れず、家族の高齢化に伴う今後の暮しが会で話し合われており、GHも検討されているが、いまのところは設置の予定はないという。20人ほどの障害ある人のうち5、6人は、一人暮らしやよその会のGH住まい。会ではマンションの一室を借り自立生活体験の場としている。
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 脇田さんにはかって結の会発足直後、1989年に「国際障害者の十年サイタマのつどい」に来ていただいた。その折り「地域にポンと放り込まれた感じ」と言われた状況と比べてか、この日の脇田さんは「先住民になった」と語る。周りはみな後から建った住宅ばかり。その中で生協や市民団体等とも密接な関係をもつ結の会は大きな存在感をもってきたのだろう。
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 1989年当時の脇田さんはまた「モノづくりは、のめりこむと人間関係が狭くなってしまうところもある」とも言っていた。今回は職員と利用者という関係が続くことから世界が狭くなってしまうことにふれ、新しい職員が入ってきたことで風が通った感じがある」と話していた。
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 場の論理にひきずられるだけでなく、常にその場をめいめいが関わって外へひらいてゆき、当然にも壁にぶつかって悩みつつ、迷いつつ一緒に進む。そんな結の会の空気を吸ってきた。

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