共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 世一緒 画廊喫茶3日目 車イスのシングルマザー 障害から生き直す人生

<<   作成日時 : 2015/09/21 18:37   >>

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 職場参加ビューロー世一緒での第2期画廊喫茶の3日目、9月16日(水)。昨日店頭に並べた平方・倉川さんの畑の空芯菜は完売で、今朝は増林・Oさんの野菜が店頭に。
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 水曜の世一緒はいつも300円の昼食をSさんが調理して希望者に。Sさんは元居酒屋店主だが、肺気腫で越谷駅から世一緒まで歩くのでも、3回は立ち止まって息を整える。現在、この昼食調理はSさんの唯一の仕事で、わずかな収入は生計の足しなどには程遠いが、街に出ていろんな人に会うことを含めて、Sさんの暮しを作っていることはたしか。
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 そのSさんの居酒屋に親と客として時々行き顔見知りだったという、脳性マヒのKくんが世一緒の水曜の当番スタッフ。喘息発作で月半分は休むが、今日は画廊喫茶のホールスタッフとして出て来た。そのKくんが、午後のゲストトークの司会。
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 今日のゲストは、車イスのシングルマザーこと脇田可奈さん。
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 タイトルは「障害から生き直す人生」。
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 タイトルと重なって印象深かったのが、動画の中で高3の長女Mさんが語る「障害をもってから落ち着いた」というママ評。「病気になる前はピリピリしていて、時々怒ったりしていた。」と言う。

可奈さんは長女の父、そして次女の父、と二度結婚し別れている。Mさんは3歳の時、両親が血まみれでけんかしていたのを覚えている。「私のことほっといてけんかしてたでしょ」と。

 「けっきょくあれはママのわがままでしょ。なんでもできると思ってたでしょ。」とつっこむMさんに、可奈さんは「若かったからね。Mと二人で何とか生きていけると思ってた。」とふりかえる。

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ヤンママだった可奈さんが、幼い娘二人と一緒にスライドの中で笑っている。
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 可奈さんは二度目の夫との間に次女をもうけた後、フォークリフトの免許も取って必死に働いた。そして、職場でくも膜下出血。その後1年余り病院で暮した後自宅へ戻る。夫とはやがて離婚。その後の可奈さんが生きぬく意志を支えたのは、二人の娘がいたことと、常に外へ引っ張り出してくれた実の両親だったという。Mさんは、中学1年生から炊事、洗濯など家事全般をこなすようになり、「いつでもお嫁に行けます」と笑う。

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 それでも可奈さんは一人で街に出てゆくことはできないと思いこんでいた。その思い込みを脱するきっかけは、生活支援センター「えん」との出会いであり、その紹介で月刊わらじ共同製本・発送作業に参加し、さまざまな人に出会ったことだった(上の写真)。作業には近所の人も何人かいて、カラオケや食事会に出かけた。そして、世一緒のファシリテーター・日吉さんから中古の簡易電動車椅子をもらったことが、可奈さんの行動半径を大きくひろげた。玄関のスロープも付けてもらい、あちこちへ出かけられるようになった。
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 先日は自宅から2分の所に住む「えん」の職員Wさん親子と連れ立って、地区の防災訓練に参加し、AEDや消火器を体験した。
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 そのスライドの中に、バリアいっぱいの集会所に、みんなが寄ってたかって車いすごと可奈さんを担ぎ入れる写真があり、すべてを物語っていた。
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かって一人で娘を育て、一人で社会を生きぬいてゆけると思っていた可奈さんの自負心が、いま他人の手を借りながら地域でいろんな人たちと生きてゆこうという新たなパワーとして変形しながら受け継がれているような。
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 訪問リハビリの看護師さんやヘルパーさんも参加していた今日のトーク。

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