共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

アクセスカウンタ

zoom RSS 障害のある生徒の高校進学から問い直す進路・学力保障―埼玉県人権教育研究集会に連絡会が参加

<<   作成日時 : 2015/09/09 21:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
第40回埼玉県人権教育研究集会が9月5日、国立女性教育会館で開催された。どの子も地域の公立高校へ・埼玉連絡会として、第3分科会「進路・学力保障」に参加した。
画像

代表の斉藤さんと前代表の門坂さんが、「障害のある生徒の高校進学から問い直す進路・学力保障」と題し報告した。

画像

そのプレゼンの一部を紹介。

画像

 お二人の息子さん達が小・中・高と地域の学校で他の子ども達と一緒に学ぶ中で、互いにもまれながら生きてきたことが語られた。その延長に、いま職場で、地域で、さまざまな人々とすったもんだしながら生き続けていること。

画像

 障害のある子の教育というとき特性に合ったきめ細かな支援の必要がイメージされやすいが、支援はなくとも近所のと一緒に育ち合いたいという親子は県内でも毎年1000人を超えることが、教育局の統計からも明らか。

画像

 障害の状況に合った特別な指導によってこそ学力が伸びる可能性があるのに、ただ一緒にいるというだけでは本人のためにならないのではないかと考える教員は多いかも知れない。だが、何のための学力なのか?子どもなら近所の子どもたち、大人になったら地域の大人たち、同世代の人々と社会で共に生きる、そのための学力ではないのか。

画像

 通常学級と公立高校をこうした関係を認め受け止めてゆく場にしたいというメッセージを伝えた。
画像

 もう一人の報告者であった県立妻沼高校教員関口さんは、地域で重度障害者の介助に関わった経験があり、前任校で車イスの生徒を受け入れている。討論の中で、教員のさがとして特別な教材を工夫してこれだけ伸びたという実感を得たいという思いになりやすいが、そうではなくみんなと一緒の大切さを教えられたと応答してくれた。

 以下は、午前中からこの研究集会に参加していた連絡会事務局の竹迫さんからのメール。

 9月5日(土)女性教育会館で開催された埼玉県人権教育研究協議会に参加しました。
 参加者は山下、斉藤、門坂、中山、藤ヶ谷、吉井、松森彪瑠、松森母で、「進路・学力保障」の分科会で、斉藤さん、門坂さんが小中高で一緒に学んでいるようすを発表しました。(山下さん、中山さんでパワーポイントを交えながら)

 学力というと個人のできる・できないで捉えられがちだが、共に学ぶ関わりの中で社会力が育っていくことが大切、子どもたちの力を信じて共に学ぶ取り組みをする中で教職員の働きづらさも変えていけないか、というのが発表の趣旨です。(添付のレポートは山下さんが作成)

 分科会の参加者は高校の先生は少ないようでしたが、司会や発表者は高校で障害のある生徒を受け入れたり、定員内不合格を出さないように取り組んだりの経験のある先生でした。
 高校現場(県北部)のようすが聞けて良かったし、これからもつながりが作れたらと感じました。
 高校の先生の発表は、生徒の状況に合わせて柔軟性を持って対応している内容のものでしたが、退学者も多く、根本に進級に関わる単位認定基準の問題があるということでした。そのことはさまざまな課題を抱える子どもの受け入れにも関わってきます。ぜひとも県や各高校で検討していただきたいと思いました。

午前中の講演は元長野県同推の島田一生さんの「同和教育に育てられて」というタイトルでした。
「解放子ども会」に長年関わって来られ、癌に冒され一旦は行かなくなったが、子どもたちに支えられながら続けて来られたという内容でした。
子どもたちに育てられる、教えられるということは、障害のある子どもとの関わりでもよく聞きます。
教え子が結婚差別を受けて自分が力になれなかったという体験の話では、部落差別がいかに根深い「言われなき差別」であることか、それでも出身を名のって生きていくことはほんとうに勇気のいることで、
その子どもたちに寄り添っていくことの重さを感じました。

全国大会は11月21・22日長野県で開催されます。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
障害のある生徒の高校進学から問い直す進路・学力保障―埼玉県人権教育研究集会に連絡会が参加 共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる