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zoom RSS 「貧乏神」の生存確認―そしてCILたすけっと & ゆめ風基金20周年共同企画イベント

<<   作成日時 : 2015/03/25 23:10   >>

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 毎月第4水曜夜は、自称「貧乏神」、「元祖登校拒否児」などさまざまな名を操る樋上秀くんのアパートで、プランを作らないプランづくり会ときまっている。

 筆者は越谷・水辺の市出店者会議が長引いたため、連れ合いと二人、いつもより遅く樋上宅に到着したが、常連である鈴木照和くんがもう中に来ているとみえ、車が停まり、部屋の電気がついていた。

 実はつい数時間前も、わらじの会のNさんから、今夜は樋上宅へ行くのかと、確認のメールが来た。1週間ほど前には、樋上くんが代表を務める誰もがくらしやすいまちづくり実行委員会の事務局であるIさんから、樋上くんのアパートに来たが、電動車椅子があるのに応答がさっぱりないので、これから管理人さんに連絡して鍵を借りて中に入ってみるつもりだと、電話があった。

 ずっと体調がすぐれず、ひきこもっていたようだ。にもかかわらず、今週末には後掲のゆめ風基金の仙台での総会&イベントへ、わらじの会の他の面々と出かけることになるだろうという。

 いまゆめ風基金の代表は、牧口一二さん。
 
 同基金のHPには、次のように書かれている。

 「阪神淡路大震災での障害者たちは、ことごとく後回しにされた立場だったのですが、被災地の彼らは普段の助け合いネットワークを活用し、いち早く炊き出しを実施、寒さに震える地域の人々に「日頃の恩返し」と豚汁を配ったのでした。この心意気に後押しされて、それでは緊急時に普段から備えておこうと、「ゆめ風基金」運動が発足しました。

 16年間に地震・噴火・豪雨・台風・・・さまざまな自然災害が起こり、「ゆめ風基金」からは海外も含めて計43,000,000円を被災地の障害者・児に届けてきました。また、活動を展開する中で、「もし、阪神淡路規模の大震災が起これば、それまでの蓄えている基金をそっくりそのまま被災地の障害者に活用してもらいます」と伝えてきました。」

  そして阪神大震災をはるかにしのぐ東北大震災では、「いままでの基金2億円をそっくり、いち早く東北・関東の被災した障害者・児の手許に届け、活用され始めました。」

 息の長い支援活動を拡げてゆこうと、全国51ヶ所と「ゆめ風ネットワーク」を形成してきたが、そのうちの「ゆめ風さいたま」の連絡先を、わらじの会が引き受けている。そのつながりで、岩手に被災地障害者支援センターを立ち上げる際には、全国の仲間にまじってわらじの会からも入れ替わり出かけた。

 そのゆめ風基金は今年で16年になるが、過去15回の総会はいつも年度末に開かれ、樋上くんはそのうち13回に出席したという。 

 「あの時は、Yちゃんがステージに乱入して永六輔と一緒に手拍子しながら歌って…」、「あの時は小室仁ファンのHさんが一緒に行って…」などと、わらじの会のいろいろな人と出かけた総会の記憶をたどる。いつのまにか、土気色だった顔が血色よくなっている。

 座椅子の背にかけた「無駄 無駄 無駄 …」の布が妙にしっくり来る樋上くんだ。彼が通信制高校に入学したての頃だから、もう30数年のつきあいになる。

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CILたすけっと & ゆめ風基金
20周年共同企画イベント

“風街フォーラム”を開催します

映画「逃げ遅れる人々」出演者の4年後

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日 時:2015年3月29日(日)
    第1部 10:00〜12:00
    第2部 13:00〜16:00
会 場:仙台市シルバーセンター7階 第1研修室
参加費:資料代 500円
定 員:170名(最大収容人数)
情報保障:手話通訳・要約筆記有
主 催:CILたすけっと&認定NPO法人 ゆめ風基金


■第1部 10:00〜12:00 (受付 9:30〜)
“そよ風のように仙台へ出よう”
〜障がい者運動の先達から私たちが受け継ぐための会〜

《内容》
第1部はCILたすけっとの20年を振り返りつつ、東日本大震災後に仲間になった当事者が、長年障がい者運動を続けている私たちの大先輩“牧口一二さん”にいろいろお聞きして、これからの活動のヒントにしたいと思いました。
 CILたすけっと、ゆめ風基金、ともに20周年。阪神・淡路大震災から20年。東日本大震災から4年。時が過ぎるのは早いものです。障がい者運動が続いていくためには、新しい仲間に先達がおこなってきた経験を知っておいてもらいたいのです。
 せっかくの貴重な機会ですので、多くの方にこの会に参加していただきたいと思います。障がい者運動の“大切なところ”が聞けるはずです。



■第2部 13:00〜16:00 (開場 12:40〜)
津波・原発・障がい者、あの日と今とこれからと
〜ドキュメンタリー映画 東日本大震災と障がい者「逃げ遅れる人々」のその後〜

《内容》
2011年3月11日に起きた東日本大震災。その時障がい者に何が起こったのかを記録したのがこの映画である。福島県を中心に、被災した障がい者とそこに関わる人々の証言をまとめたこの映画は、2012年に発表して以来、多くの人々に見ていただいた。
「障がいがあるということは、災害時には普段以上のハンディとなる」このことは大震災直後からいたるところで起きていた。この映画に出演していた人々が口々に訴えていた。
あれから4年。この映画に出演していた人々は『その後』どうしているのだろうか。4名の方をお招きして、この映画を撮った飯田基晴監督とともに、今の生活の様子やこれからのことなどをお聞きし、マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障がい者を取り巻く新たなる課題や問題点を浮かび上がらせたい。

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■イベントプログラムと出演者
9:30    開場 ※受付開始
10:00〜  第1部 開始
10:00〜10:10 代表あいさつ 杉山裕信
10:10〜12:00 座談会
        進行役:牧口一二さん(ゆめ風基金代表 理事)
        参加者:佐藤順子(CILたすけっと)
高橋愛実(CILたすけっと)
            鎌田慎也(CILたすけっと)
            杉山裕信(CILたすけっと)

休憩&会場準備

12:40   開場
13:00〜  第2部開始
13:00〜13:10 ゆめ風基金 代表あいさつ 牧口一二さん
13:10〜14:30 パネルディスカッション
コーディネータ:八幡隆司さん(ゆめ風基金)
  パネリスト:パネリスト各15分、飯田さん10分
  鈴木絹江さん(福祉のまちづくりの会・京都在住)
  小野和佳さん(神奈川県自立生活センター)
  長谷川秀雄さん(いわき自立生活センター)
  青田由幸さん(ぴーなっつ)
  映画監督:飯田基晴さん

休憩

14:40〜14:50 質疑応答
14:50〜15:50 パネリスト、監督からまとめ発言 各10分
15:50〜16:00 閉会のあいさつ

※総合司会:飯嶋茂さん(NPO法人 麦の会)


問合せ先
CILたすけっと
〒982-0011 宮城県仙台市太白区長町1丁目6−1
〔電話〕022-248-6054〔FAX〕022-738-9501
〔Mail〕cil-tasuketto@k6.dion.ne.jp

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