共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 籠染灯篭ーものづくりから編み直す地域

<<   作成日時 : 2014/07/16 00:37   >>

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この前の日曜日、連れ合いと南越谷のギャラリー恵風へ行き、恵風コレクション・籠染灯篭を観た。
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そこで、中野形染の中野夫人と会い、車で10分ほどの所にある工場を見せてもらった。
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筆者は二度目だが、連れ合いは初めて。籠染めという二つの円筒の型の間に布を通し、布の両面に糊を置く、それから藍染をして、裏表が別の柄の浴衣地をつくるという製法。以下は、越谷市商工会のHP中の紹介ページから。
 
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―1901年(明治41年)創業の当社は、日本最後のゆかたの籠染め技術と設備を有し、埼玉県伝統工芸士の認定を受けた技により伊勢型紙の模様を真鍮製の籠に加工し、籠染めの型を製作してきました。
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数年前の生産終了と同時に、新規の型製作を停止しました。現在はゆかたの染めは休業しています。
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また、伊勢型紙の図柄の籠は当社のほかには製作する職人いなく、江戸小紋模様のような籠はここにしかなく、籠を使った照明器具や関連商品の販売はありませんでした。そこで、日本の自然の美の伊勢型紙と当社での図案の重ね合わせで、独自の和風デザインを生み出し籠灯籠を開発しました。―
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 工場の2階にある籠染めの本体そのものは、意外にシンプルで、それだけに布がたわんだりすると糊が型の通り置けない。だから、風も入れられないという。藍染は1階で行い、それを水で洗う。そして天日で干すが、天候により2階で干す。
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前は現在より広い空間で作業していたが、今でも作業工程に対応した設備は残っている。ただ籠染めは1回が10反であり、職人が最低4人必要で、販路が確保されないと生産できない。
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また、布を反物にする職人や糊を作る工場などがなくなってきているので、生産再開には困難がたちはだかる。
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 前回工場を訪問した時は、わらじの会の古くからのメンバーで、和装小物の老舗のご主人であるHさんと一緒だった。Hさんも、あれこれ考えてくれている。
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 ゆかた染をやめた後、もう使わないからと、問屋さん関連に籠を上げたりしていたら、その中に電灯を入れてインテリアにした人がいると聞いたという。その頃、デザイナーの花房さんとの出会いがあり、あれこれ工夫を重ねて商品化に至ったとのこと。
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 連れ合いも私も、籠染灯篭と中野さん、花房さんとの最初の出会いは、昨年11月末日〜12月1日のこしがや産業フェスタ。NPO法人障害者の職場参加をすすめる会は商工会、法人会に入っている関係で、毎年ブースをもって展示と販売をしている。いつも会場を回って伝統工芸の職人さんや創業間もない事業所さんと話を交わしている。

障害のある人たちが働くことは、ハローワークに出る求人だけでは狭すぎる。とうてい人を雇うどころじゃない厳しい状況にある仕事の中にも、障害者とそこに連なる多くの人々のネットワーク等を生かした役割を見いだせるかもしれない。そんな思いで、産業フェスタに毎年出ている。

 その後、中野夫人とは、仕事おこし懇談会inこしがやでご一緒しているワーカーズコレクティブが受託して運営している越谷物産センターで働いておられるところで会ったし、花房さんはfacebookのお友達である教員Tさんのおじさんであることがわかった。
 「物は物にして物にあらず」 あらためて実感した。

花房さんの籠染灯篭のホームページは次のURL
      http://www.hanabusadesign.com/#!kagozome-lantern/cdgk

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