共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 働きづらさ生む壁・壁・壁 その多様さとやわらかくせめぎ合おう ―共に働く街シンポ第2部(2)

<<   作成日時 : 2013/06/19 23:31   >>

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総会記念シンポジウム「共に働く街―市民・自治体の協働は」の第2部:パネルディスカッション 、「障害のある人も 困窮者も 主婦も 高齢者も 若者も  誰もが共に働く街づくりと 市民・自治体・地域社会の協働」 今回は、パネリスト冒頭発言の後半・3人…佐藤さん、永野さん、宮下さんの発言について報告する。前2回と同様、あくまでも筆者の文責で、詳細かつ正確な報告は、後日にゆだねる。意を尽くしていない個所もあろうかと思うが、ご寛恕を。

ただの主婦の事業力 若い人たちにも伝えたい
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吉田:障害児福祉という分野から暮らしに関わるという流れだけでなく、逆に労働という切り口から生活に関わってくるということで。続いて、ワーカーズコレクティブの佐藤さん。

佐藤:今日は主婦の立場からの参加。ワーカーズコレクティブは、自分たちが出資して仕事する働き方。埼玉では38団体・事業所があり、越谷エリアの5市1町では9事業所で働いている。お弁当、生活クラブ生協の荷物配送、福祉、その他。

 私がワーカーズコレクティブの働き方に興味を持ったのは、新聞にキッチンとまとという主婦たちのお弁当屋さんが紹介されたとき。自分たちで出資して働いているのを知り、おばさんはすごいなと思った。アポなしで訪ねて行ったのがきっかけ。

2000年に4人でリフォームの事業を立ち上げて12年くらいやった。2011年度から葬儀の仕事のワーカーズコレクティブを立ち上げ、現在にいたっている。
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 昨年、協同まつりinこしがやでみなさんと知り合い、みんないろいろ活動してるんだなという実感を持った。

越谷でもこれから若い人たちが中心になって仕事おこしが進み、そこが潤わないとみんな潤っていけないと思う。そうやってバトンタッチしていきたい。そういうことも一緒にできたらと思っている。

ただのおばさんだけど、この頃は少し男性も参加しだした。興味のある方はご連絡を。

葬儀の相談、昔と違い元気なうちに相談できるようになっているので、お気軽に。

障害者のコンパクトな就労 市役所の職場から
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吉田:続いて、自治労の永野さん。

永野:今日は自治労県本部書記長という肩書になっているが、昨日まで越谷市職員組合委員長。

組合とみなさんの関わりは切っても切れない。

障害者地域適応支援事業の職場実習を10年やってきて、次のステージ、お金になる仕事という段階に入ってきたと思う。

その先駆け的な役割を果たせるなら一肌脱ごうと、組合事務所に恒常的にある仕事を切り分けした。病欠、産休などの職員に組合の機関誌を郵送するため、封筒に入れて封をし、宛名を張り付ける仕事。それから東武動物公園の組合員向けチケットに、組合のスタンプを押す仕事。

 普通に職員がやったらどのくらいかかるのか、職務評価ということになるが、時間で換算する。

市役所では臨時職員に920円時給を払っている。仕事をしてもらう人の状態はいろんな人がいて、我々より早い人もいるかもしれないが、早く終わっても920円、長くなっても同じという考え方をとった。

この価値の仕事は誰がやっても1時間の仕事で、それにもっと時間をかけるのは自由だと。組合の事務所を開けている時間、どこを使ってもいいがいちおう10時からとしている。

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市役所で障害者に仕事をというと、法定雇用率達成とか、どうしても人事課の考えが先行してしまう。

四角い仕事、1日8時間の労働を思ってしまうが、第1部で沖山さんが言った「ドアに足を突っ込む」大胆さが必要だと思う。

ただ、役所の人間もつっけんどんだが人間なので、フランクに「悩みがあるが」とストレートに表現してもらえると、意外とすっと入っていけるのではないか。そんな風に市役所と付き合ってもらえればと思う。

再就職で実感 コミュニケーションの壁の多様さ 
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吉田:ありがたく思う。最後になるが、越谷市聴覚障害者協会の宮下さん。

宮下:市聴覚障害者協会の会員は50名、賛助会員もあわせて70名。市内の聴覚障害者は400名。

上部団体として、県、国の団体がある。厚生労働省や文科省との交渉をしている。

越谷市では年1回福祉課との懇談会をしている。2,3年前には市長も来て話を聞いてくれた。今年も来てほしい。協会立ち上げは昭和57年。今年で31年目。

私は仕事は2つ経験している。前の会社は設計の仕事。会社の都合で早期退職制度ができ、いろいろ考えたが、早期退職した。

その後、パソナという再就職の支援をする会社に行き相談した。年に4,5回合同面接がある。試しにそこへ行ってみた。雇用率が上がったので会社が障害者雇用を増やしたいということで、たくさんのブースがあった。しかし、新卒のみで中途採用はなかなかない。

中途採用でもいいとう会社があり、手話通訳と一緒に行ったが、職場に入ってからは手話通訳者がいないからと、筆談で面接を受け、採用された。

ネットでも積極的に探したが、面接までいけたのは2件ぐらいで、厳しいものがあった。

私は一般募集のところに間違って申し込んでしまったが、連絡が来た。一般募集まで広げたのがよかったかと思う。手話通者もよかったので、スムースに面接できた。

障害者募集の所では、文章力を見たいということで、筆談で受けた。私たちの仲間は文章力が苦手な人もいるので、大変だと思う。
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前の会社では、障害者は私だけだった。チャットの機能が付いていて、それでコミュニケーションしていた。

グローバルな会社で上司は外国人だった。仕事関係の講習を受けろというので受けたが、通訳をつけてほしいということに対し理解があった。

しかし、さらに上の上司は理解がなかった。外国人とは理解が違うのかなと思った。努力すればできると言われた。

実際には、講師はインド人で、非常に大変だった。聞える人も大変だった。筆談で援助を受けた。

他の聞えない人に聞いたところでは、合同面接会などでは大企業ぬ就職するのは難しいということだった。


吉田:グロ―バルな話が面白いと思って聞いていた。これで6人の方の紹介を終わる。
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ここで第2部の前半が終わり。後半は、次回のお楽しみ!

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