共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 近所の友達・工場主・若者たちと共に―障害のある中高生たちの日々

<<   作成日時 : 2013/03/26 23:33   >>

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近所の友達と一緒の学校で 共に学び共に育ってきた I さんは中学2年生。給食を食べるときも超スローペースを頑として貫く。しゃべらない代わりに態度で意思を明確に表示する。超KYである。

 とはいえ、強制ではなく友情から少しだけ手伝いたいクラスメートの好意はまるまる無にはしないという度量を備えている。その思いがほんのりと伝わるだけで友達はとてもうれしい。教員が撮った写真が物語っている。撮った教員もうれしいのだろう。

 障害者の権利条約を批准しその中の「インクルーシブな教育制度」を進めてゆく意味とは、いま障害児だけの教育の場に分けられている多くの子供たちもみんなが I さんのように近所の同世代の子どもたちと一緒に学び育つために「多様な支援」を工夫することであり、文科省のように分けられた場を「多様な学びの場」として美化するなどもってのほかだ。


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「みんな一緒ダ!サイタマ おしゃべり会」。浦和コムナーレ(パルコ9階)で。共に学ぶ学校、高校を語り合うかあちゃんたちの間で、ワークブックの問題集に隣に置いた解答集をたんたんと書き写しているTくん。

 かあちゃん曰く、ほんとうは自分で問題を解いてみてあとから解答集でチェックして来いって先生に言われてるんだけど、他の子の中にもただ書き写してくる子いるんじゃないかな。」

 親子とも堂々としている。できる子に近づけようと焦るより、できなくても自分流で他の子と同じことを一緒にやるしかたを編...みだせばよい。Tくんは教委の勧めを蹴って小・中とも近所の子どもたちと一緒のクラス。いま中学2年生。

 通学路の途中にある町工場の作業に見入っては「学校出たら働かせてくれませんか」と頼んだり、近所に住む独り暮らしの障害者運動のベテランおばさんの家にも毎日のようにおしゃべりに立ち寄ると聞く。

 こんなのは障害児だけの学校に行ってたとしたらありえない話。

 そしてできる子や体力のある子もいるいろんな子どもの中でもまれて、そこからひねり出されてきた彼独自の生きようとするすべだろう。

 そんな風にして高校も、職場も、地域も変えてゆこう!


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みんな一緒だ!サイタマ おしゃべり会に桶川のMさんが息子・Sくんの高校卒業証書や作文、アルバムを持ってきた。

 本人は照れ臭いのと犬の世話をしたいので今日は来ない。

 ずっと通常学級で県立高校定時制に進み同世代の若者たちと一緒に学び育った。

「そつぎょうしてからもがんばります。」  そうだ!これからもあたりまえに みんなと一緒に生きような!

「あたりまえに」というのは、差別も区別もある、連帯もごちゃごちゃもある社会でということ。

 君はもうさんざんにからだで覚えている。わかっている。そこをくぐりぬけてここまで来た。

 だから 「そつぎょうしてからもがんばります。」  

 その一言がとても重い。大地のように重い。

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 残念なのはこの定時制が統廃合のため今春限りでなくなってしまうこと。せっかく教員たちもここで共に学び合う体験を重ねてきたのに…。

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