共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 「〈働く〉と〈働かない〉の間―いま職場・地域は」―6.17総会・記念シンポへどうぞ

<<   作成日時 : 2012/06/05 22:38   >>

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冒頭の写真をはじめ、ここに載せた写真は筆者が事務局長を務めるNPO法人障害者の職場参加をすすめる会の昨年度定期総会記念シンポジウム。このときのタイトルは「くらしとしごと…いろんな人がいるまちを」で、障害者だけでなく、いろんな働きづらさをもつ人々のことも併せ考えようとした。
 
 今年の総会記念シンポジウムが間もなく開催されるが、昨年の枠組みを受け継いで行う。ただし、今年は、働く場面から遠ざけられてきた人々の状況と事業主及び企業で働く障害者の状況をつきあわせつつ考える。

 なお、シンポジウムに先立ち、主催団体のNPO法人障害者の職場参加をすすめる会の定期総会が13:00〜行われる。世一緒や就労支援センターの活動がわかる。非会員の方も傍聴できるので、時間のある方はここからどうぞ。もちろん入会いただければ大歓迎。

  「〈働く〉と〈働かない〉の間―いま職場・地域は」
  

 日 時:2012年6月17日(日)14:00〜16:30

 会 場:越谷市中央市民会館5階 第4、5、6会議室
 
 参加費: 会員:500円 非会員:700円 (資料代)

 手話通訳有 

 パネリスト:

  小林文恵さん(NPO法人ワーカーズコープ松戸地域福祉事業所あじさい所長)

  鎌倉賢哉さん(NPO法人越谷らるご事務長)

尾谷英一さん(潟jューオタニ代表取締役)

  飛田まりさん(企業で働く聴覚障害者)

 コメンテーター:

  藤岡廣明さん(埼玉県就業支援課主幹)

  高橋成人さん(越谷市障害福祉課長)

 コーディネーター:
 
  朝日雅也さん(埼玉県立大学保健医療福祉学部教授)

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 趣旨:

 当会は、母体となった任意団体時代から、「障害者が働く」ことを切り口として障害のない人々の働き方・暮らし方を見直してゆこうと活動してきました。

 また「働く場」として福祉施設や独自の事業所づくりをターゲットにするのでなく、そうした場にいる本人や職員も含めて、地域の既存の「職場」への、雇用から実習・体験にいたるまでの多様な形での「参加」を試みる中で、そこで働く人々や事業主との出会いも大事にしながら考える活動をめざしてきました。

 NPO法人の設立は、この「職場参加」の実践を、越谷市障害者就労支援センターの運営受託と職場参加活動ビューロー・世一緒の開設を通し、新たなステージにひきあげました。

 あれから7年間、公けの場と共同の場と、二つの場の日常運営に全精力を注ぎ、越し方行く末をふりかえる余裕もないままで、なりふりかまわずここまで来たというのが、偽らざる本音といえます。

 この7年、就労支援センターでは通常の就労支援に加えて、福祉施設等の利用者が職員等の支援を得て市役所等公共機関や民間職場で実習する地域適応支援事業やピアサポートの要素を含むガイダンス、セミナー等を実施し、本部事業としての世一緒では福祉施設等と連携したグループワークや仕事発見ミッション、当事者による当番体制など就労支援センター利用者等のピアサポートをさらに具体化する試みに取組んできました。

 昨年度、ようやくセンター7年間の就労実績や福祉施設等との連携の実績をまとめることができ、また地域適応支援事業の報告交流会を初めて公開で開くことが出来ました。またグループワークについても、地域の福祉施設等に公開し共有化してゆく方向が定まり、今後自治体や民間事業所と新たな協働を探ってゆく素地ができたと考えています。

 とはいえ、バブル崩壊、リーマンショック以後の経済状況の悪化はとどまるところを知らず、非正規雇用が30%という状況の中、職場・地域の厳しい現実とどう向き合ってゆけるのでしょうか。

 生き残りに懸命な事業所は、また働いても働いてもさらに追い詰められてゆく人々は、さまざまな障害者を同僚や共に働く仲間として受け入れるイメージを浮かべることができるのでしょうか。

 社会保障と税の一体改革や差別禁止法等が日程にのぼっているいま、その落差をしっかりとみつめるべきではないでしょうか。

 総会記念シンポジウムでは、障害者のような制度がない中で生きづらさ・働きづらさを抱える生活困窮者や不登校体験者に関わる立場から、また障害者雇用の現場から本人、事業主、支援機関、さらには自治体等の立場を異にする人々からの多角的な検証を行いたいと考えています。
 
 

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 以下は、筆者が総会・シンポジウム向けの職場参加ニュースに書いた文章。

 新年度に入り2ケ月余り―かっては大学生の五月病が語られましたが、この頃では新入社員が研修を終えた時期の六月病が問題にされています。大学・短大進学率が59.4%になり、「こんなはずじゃなかった」という挫折経験なしに大人になる者も多くなった状況の反映といえましょう。

 障害のある生徒だけの学校でリーダー的な存在だった生徒が職場の先輩の厳しい指導を受け、夏を待たず辞めてしまう例も見られます。

 「こんなはずじゃなかった」という思いは、六月病に限らず、かって戦後復興、高度成長、そして不況からバブルとその崩壊、さらに最悪の事態といえる原発事故を伴う震災を経てきた日本人の多くが共有しています。

 とはいえ、そんな負と見える残土の中に、これまでの暮らし方・働き方を組み立て直してゆくさまざまな芽が育ちつつあることも確かだと思います。
 
私たちが試みている「職場参加」も、その新しい芽のひとつです。

 いま「多様な働き方・暮らし方」がPRされていますが、その実態は能力や適性や所得に応じて、働く場や暮らしの場を分ける方向に突き進んでいます。雇用促進法や福祉制度も、その方向で用いられています。

 私たちは、同じ職場・同じ地域で、さまざまな人々が出会い、多様な働き方・暮らし方を組み合わせて共にいることをめざします。


 お待ちしています!

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