共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 「共生のいま(地域、連携、施策・制度)を問う」 ―(社)埼玉障害者自立生活協会総会・シンポへ

<<   作成日時 : 2012/05/15 18:12   >>

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このところ関わっている諸団体の総会やいくつかの記念シンポ等の準備で忙しく、1ヶ月間、ブログの更新をさぼっていた。その間に、高校問題の記事に対し、「ぷちブログENJOU」?と思われるような事態もあったりして、多少心がざわついたりもした。そして、facebookで一息ついていたりしていた。まだ結構雪が深い赤城の黒桧山に登ったり、西上州の烏帽子岳で「ひとつ花」やしろばなえんれい草に会いリフレッシュした。そんな春が行き、もう10日余りで、社団法人埼玉障害者自立生活協会総会と記念シンポジウムを迎える。今回は、筆者が編集責任者を務める同協会機関誌「通信」NO.163を引用しつつ、27日(日)に開催する総会とシンポジウムの案内をしたい。なお、冒頭の写真は、2月10日のブログで報告した冬のちんどんパレード。下の写真は主として、昨年の総会・シンポより。一枚は津波被災の八戸から送られた写真。県庁の写真も一枚。
(社)埼玉障害者自立生活協会ホームページ→http://www.sail.or.jp/

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まず、総会の日程は以下。

社団法人埼玉障害者自立生活協会 第20回定期総会
日時  2012年5月27日(日) 10:00 〜 12:00
場所  与野本町コミュニティセンター 多目的ホール(小)
 〒338-0003 さいたま市中央区本町東3-5-43
 埼京線・与野本町駅下車徒歩5分

 今回の総会では、一般社団法人移行への準備として、議案の中に新法人の定款(案)が含まれます。
 たくさんの会員のご参加をお願いいたします。


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共育・共生、自立生活めざす連携、調査、啓発を受け継ぐ

 今回の総会は、当協会が一般社団法人として再スタートすることを最終的に確認する重要な場です。一般社団法人は、これまでの公益法人と違い、設立も運営も簡素化された法人です。その法人形式を用いつつ、これまでの協会の組織と活動の基本方針を受け継ぐ意義をわかちあえるかどうかががポイントです。

 当協会は、すでに2008年の第16回定期総会における定款変更において、この布石を打ちました。すなわち「これまでの事業の中、施設やケアシステムなどの設置運営事業を整理し、埼玉障害者市民ネットワークをはじめとした共に育ち共に生きる地域社会と障害者の自立生活の創出をめざす団体とともに、各地域・個人の連携の促進、調査研究、普及啓発等の事業を行うことをめざします。」と決議したのです。

 一般社団法人というスリムな形をとりながらも、組織の基本的なありかたはこれまで通りにすることにより、連携や調査・研究、普及啓発を、少数者が代行するのではなく、会員やその周辺の人々みんなで担ってゆくことを、確認したいのです。

 また、総会後のシンポジウムでは、いま問われている連携や調査・研究、普及啓発の中身に関わる検証を行い、今後の活動につなげてゆきます。


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二〇年間の成果とつくられた内外の大きな壁

 設立以来の二〇年をふりかえれば、たしかに当協会自体は施設やケアシステムなどの設置運営事業を最小限にとどめましたが、当協会を介してつながってきた各地のグループがそれぞれの地域において、ケア、住い、労働、活動拠点、そしてバリアフリー環境などをかちとってきた過程として評価できます。
 
 しかし、もう一面では、そうした活動の中でも、障害の状況や有無により、人々が分類され格差が甚だしくなってきたこと、またその生活や労働、活動を成り立たせている基盤そのものが、孤島のように周りから孤立し、しかも限りなく不安定さを増してきている実感も増しています。

 障害者制度改革の動きは、分類や格差を解消し、すべての障害者が社会の一員として他の人々と平等に生きるための取り組みです。しかし、孤立と不安定化は障害者に限らず社会のさまざまな分野に広がっており、社会保障と税の一体改革論議にも示されるように、社会全体のありかたに関わっており、障害者制度だけの改革には大きな壁がたちはだかっています。

 この二〇年の前半は、バブルの崩壊、リストラ、非正規労働解禁、東京一極集中による地方の過疎といった社会の分解・不安定化が進み、それを受けて、後半に福祉バブル状況が到来し、それを追い風に障害者団体の事業が進展したともいえます。


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共生のいま(地域、連携、施策・制度)を問う

 
 昨年の東北大震災と原発事故で戦後日本を支えたさまざまな「神話」が崩壊したといわれるいま、このシンポジウムで、あらためて足元の地域はどうなっているのか、相異なる視角から考え合い、さらに、分け隔てられた人々が連携してゆくためにどこからどのように始めるかについて、また自治体、国への施策提言や協働のありかたについても検討します。

 このシンポジウムを機に、近年の当協会の主要な事業の内容を深め、地域を少しでも変えて行く動きを創る法人を生みだせればと思っています。多くの皆様のご参加と活発な議論を期待しております。 


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社団法人埼玉障害者自立生活協会第20回定期総会 記念シンポジウム


 パネルディスカッション
「共生のいま(地域、連携、施策・制度)を問う」


日 時:2012年5月27日(日)13:00〜16:00

会 場:与野本町コミュニティーセンター多目的ルーム(小)
       〒338-0003 さいたま市中央区本町東3−5−43.  TEL:048-853-7232.

参加費:500円(資料代)


 パネリスト紹介

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堀 利和さん(共同連代表)

 視覚障害の当事者でありながら自立生活・差別禁止の前にまず共生ありきと主張されています。国会議員を務めた経験も踏まえ、原則を貫きつつ現実の状況に即した制度の提案を志向しておられます。最近は共同連代表に就任され、社会的排除を受けている人々が他の人々と共に働き運営にも参加する社会的事業所促進法の法制化に取り組まれています。 共同連公式ホームページ→http://kyodoren.org/

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藤田孝典さん(ほっとプラス代表)

 「失われた十年」以後失業者の激増とともに社会問題化した野宿生活者、生活困窮者の支援活動を進めるにあたり、近年の福祉の民営化の流れの中でつくられてきた社会福祉士等の専門職の役割を自ら問い直し、やわらかで地に足のついた活動を拡げておられます。アパートやグループホームでの生活に移行した人々が増える中、多様な生活、多様な働き方を含む地域づくりを展望しておられます。 ほっとプラスの日々(ブログ)→http://hotplus2011.blog.fc2.com/blog-category-0.html

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猪瀬良一さん(見沼田んぼ福祉農園協議会代表)

いわずとしれた長男・良太さんの普通学級就学そして公立高校生活実現への取り組みの中で、「運動ではなく生活」、「あたりまえに差別を受ける」と語られてきました。「分けるな!共に」の志しは、個別生活の次元にとどまることなく、身近な見沼田んぼでの福祉農園づくり、そして全国各地とつながった共生の農業の試みへと展開されてきました。 ホームページ 見沼田んぼ福祉農園通信 龍神伝心→http://homepage2.nifty.com/minumafarm/

コーディネーター:くらしセンターべしみ職員の内藤純さん
現場で抱えている知的障害や精神障害の人々を含む自立生活と労働、そして支援者の生活・労働を含む共に生きる関係等についての悩みをバネに、発見に溢れたディスカッションを期待します。

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