共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

アクセスカウンタ

zoom RSS 差別も 区別も ある 学校・職場・地域から―「障害者制度改革」PartUを終えて

<<   作成日時 : 2011/02/21 00:47   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
こんにちは。大雪になりそうだったり、強い北西風が吹いたり、まさに春は名のみの日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

13日の「障害者制度改革」埼玉セミナーPart Uではいろいろお世話になりました。いつもとちがって13時開始にしたこともあってか、集まりが悪い感じでしたが、間もなくたくさんの方が見えられ、最終的には100名を
こえて、多彩な顔ぶれが参加されていました。


金さんの基調講演は、障害者制度改革をめぐる国際的、国内的状況をあらためて俯瞰させてくれる内容でした。
画像



北村さんからは、特別支援教育をどうこうするというよりも、そこにつぎつぎと排除したい子どもたちを掃き出してくる普通公教育の問題として考えるべきということ、またその公教育のありかたを問い直すにはやはり他の子の学習の妨げになると教委から判定されるような子が、邪魔にされながらも一緒に育ってゆく実態を作りながら考え合ってゆくことだと提起されました。
画像



 吉田さんからは、国の推進会議と異なり障害当事者団体が少数派である市の施策推進協議会で、「分け隔てられることなく」を基本理念とする障害者計画を策定してゆくために、他の委員にも呼びかけて自主的な勉強会を市にも認めさせ、施策推進協議会をさまざまな立場の委員が議論し合って、計画策定の推進主体となってゆく方向を試みている報告がなされました。
画像



 OMIYAばり研からは、最近のブログ写真をメンバーが解説する形での発表でしたが、時間が不足のようでした。小さな施設NEUEを拠点として、埼玉トヨペットの輪っふるや公共施設で他団体とネットワークを組んで開いている移動ショップ「人力車」に出かけて行くようすをスライドで見せてくれました。通所も公共交通機関を使い、街全体が活動の場です。就労に移行するメンバーが多いのも活動実態ゆえでしょう。が、自立支援法の新体系では小回りの利く現状が失われるおそれがあり、移行期限が迫る中で悩んでいると、打合せで話しておられました。
画像



 二部司会の自立生活協会・坂本理事長が述べていたように、国レベルでの当事者主権や差別禁止の法制化の網をかけることと、地域でさまざまな人々が一緒になって生きることは同じようで少し違います。
地域で差別や排除があっても一緒に生きている状況がなければ、権利や差別禁止といっても空語です。
現実には、法定雇用率未達成企業名が情報公開されただけで、大きな企業が「できる障害者」探しに走り、それを斡旋する事業所が繁盛したり、本社に多くの障害者を入れなくて済むように特例子会社に集めて雇用率を満たそうという動きが著しくなりました。  私たちが埼玉で取り組んできた、ごちゃごちゃと一緒に生きることを支える施策は、今の制度改革には十分に盛り込まれてはいません。

 全身性障害者介護人派遣事業、生活ホーム、地域デイケア施設、職場参加の取組、地域の公立高校への希望者全入などに示される「分け隔てられることなく」という活動と考えを、私たち自身がみつめ直すとともに、国や自治体を含めて広く社会に発信してゆくことが問われていることを、セミナーを終えて痛感しています。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
差別も 区別も ある 学校・職場・地域から―「障害者制度改革」PartUを終えて 共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる