共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

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zoom RSS 5.30シンポジウム「自立生活のゆくえ 職業的自立のゆくえ ―『共に働く』は、いま」

<<   作成日時 : 2010/05/12 08:54   >>

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写真は2009年8月、埼玉県庁に向けて、埼玉障害者市民ネットワーク(野島久美子代表)が行った「地域で共に!ちんどんパレード」のスナップ。「仕事が欲しい」、「デイケア(6人から作れる県単の作業所制度)残して」、「特別支援学校増やすな」と、地域であたりまえに生きたいという叫びを書いたプラカードをもち、仮装デモ。

 ところで、今回ご案内のシンポジュウムは、同ネットワークと密接に連携して活動する社団法人埼玉障害者自立生活協会の第18回定期総会を記念して開催される。タイトルをご覧になっておわかりのように、これまで同協会が「自立生活」、「職業的自立」そして「共に働く」をめざしてきた、その結果を厳しく検証するとともに、あらためて針路を立て直そうという、いわば市民による、市民のための「事業しわけ」の試みだ。

社団法人埼玉障害者自立生活協会第18回総会・記念シンポジウム 

 「自立生活のゆくえ 職業的自立のゆくえ ―  『共に働く』は、いま」 

 13:30〜16:00

 会場:埼玉県大宮合同庁舎会議室(JR大宮駅東口徒歩15分)  
 参加費:500円(資料代含む)


報告者 :      竹内 善太さん(NPO上福岡障害者支援センター21、特例子会社と密接連携する地域活動支援センター施設長)
            藤川  雄一さん(NPO法人リンクス、就労継続支援A型と地域活
                         動支援センターT型を運営)
 コメンテーター : 沖山  稚子さん(障害者雇用研究員)
            
 指定発言 :    其田 雅徳さん(the tambo 代表)

            守本 洋二さん(「協働労働の協同組合」法制化をめざす市民会議・埼玉事務局) ほか

          

 司 会 :  吉田 弘一さん(越谷市障害者就労支援セター所長) 

 
 用意された仕事場は「社会」というにはあまりにネジレてて…福祉的な支援を受けての地域生活は、「居場所」というにはあまりにぬるま湯すぎて…。あんなにもめざされてきた、自立生活、職業的自立のゆくえは、けっきょくおしきせの支援や場に囲まれた「社会的孤立」に落ち着いてしまうのでしょうか。

 そんな今だからこそ、分けられた同士が交じり合い、お互いの世界を広げること――その地点に、私たちの「共に働く」の足場を据えたいと考え、このシンポジウムを企画しました。

主催:社団法人・埼玉障害者自立生活協会 
    〒352−0006 埼玉県新座市新座三丁目3−5−106号 いずみひと塾気付
    Tel&Fax 048−480−5453 郵便振替:00180-2-566719 
  e-mail : info@sail.or.jp http://www.saii.or.jp

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 進行役の吉田弘一さん(上の写真)からのメッセージ。

 ワタシがいま就労支援センターという形で働いている中で、なんとまあこれを読んでいる皆さんと会えないことか!

■ 働き続けたあげくに 
 たとえば、複式学級などを卒業して、街の中でなんとか必死に働いてきて、この不況で首を切られているような人は、それこそセンターの利用者の過半数を占めています。
 そんな人たちはたいがいにおいて、無理がたたって体を壊していたり、働くことだけで手一杯で、それこそ休日に何していいかわからん人がゴロゴロと。「趣味?食えんのか?それ?」なんて。そんな人たちにとってのこの不況、仕事探すのも時間がかかるからと、福祉施設なんかに入っていくことも多くなってきています。

■ 生き方を見直す 
 また、むしろワタシなんかから見たら、そういう施設などでのかかわりを中心にして、仕事してる時は手一杯でできなかったようなこと(暮らしの幅というのでしょうか)広げてほしいと思うのも、偽らざるホンネ。
 また、そういった人たちから見れば、たとえば生活保護をとって、介助を受けて、一人暮らししていろんな人たちと関係を作っている人なんかは、思いもしなかった生き方なわけですわ。こうなってくると、「今まで体壊してまで頑張ってきたオレのやりかたはなんなんだあ!?」となっても、そりゃ不思議ではない。そんな人から見たら、ぬるま湯もいいところですよ。でね、こう考えてもおかしくないと思うんですヨ。「俺だって、こっち側にいたい」って。

■ 分けられてきたことを取り戻す
 で、また視点変えてみたら、福祉的支援を受けていろいろなことに参加し、一緒に笑ったり泣いたりする仲間もできた人が、でもまだまだ世界は広いことを知り、街の中で少しでもいいから働いてみたいと、小さな夢をもってもいいと思うんです。どんなに活動している施設だって、地域そのものではない。だって、福祉の金を使っているわけだし。
 分けられてきたことを取り戻す。その中には、あたりまえのように「はたらく」ことだって入ってくるはず。朝飯なんて作っていられないからウインダーゼリーを飲みつつ出社して、昼は並んでランチセット。夜は上司の悪口をつまみに居酒屋で…イエス!オーケー。イッツ ノーマライゼーション!

■ 自立が孤立につながっていないか 
 いま自立支援法やらを含め、障害者就労の追い風はゴーゴー吹いてます。ボクはその中に混じって、ぷふーぷふーと追い風吹いちゃあ、ため息ついてます。
 今の障害者就労、その多くは、大企業の法定雇用だとか、障害者だけ寄っといでーっていう嫌あな「この指とまれ」ばかり。そこでは仕事もあるでしょう、働きやすくもあるでしょう、なんたって分かり合える仲間もできるでしょう。でもそこは娑婆じゃない。
 用意された仕事場は「社会」というにはあまりにネジレてて…福祉的な支援を受けての地域生活は、「居場所」というにはあまりにぬるま湯すぎて…。あんなにもめざされてきた、自立生活、職業的自立のゆくえは、けっきょくおしきせの支援や場に囲まれた「社会的孤立」に落ち着いてしまうのでしょうか。

■ 「共に働く」は、いま
 そんな今だからこそ、分けられた同士が交じり合い、お互いの世界を広げること――その地点に、私たちの「共に働く」の足場を据えたいと考え、このシンポジウムを企画しました。






シンポジウム当日の記録については、社団法人埼玉障害者自立生活協会「通信」NO.152
の特集1 総会記念シンポ「自立生活のゆくえ・職業的自立のゆくえ―共に働くはいま」をご覧ください。
(社団法人埼玉障害者自立生活協会 〒356-0006 埼玉県ふじみ野市霞ヶ丘3丁目1-24-403 Tel&Fax 049-266-4987 携帯080-6608-1275  通信編集部 〒344-0021 埼玉県春日部市大場690-3 谷中耳鼻科内 048-737-1489 Fax048-736-7192 waraji@muf.biglobe.ne.jp)



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